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きれいな海

2022年8月19日

マイクロプラスチックの問題は、想像以上に根が深かった。夏休みの自由研究の課題に最適かも!

マイクロプラスチックという単語に、
触れることが増えました。

直径5mm未満の小さなプラスチックで、
どんどんサイズが小さくなり、
微粒子となって、
空気中にも舞っています。

私たちはマイクロプラスチックと一緒に、
空気を吸っているのです。

魚を食べることの多い日本人は、
クレジットカード1枚分のプラスチックを、
1年間で食べていると言われ、

他国に比べて多いというのです。
そういう情報が入ると、
益々マイクロプラスチックが気になりませんか?

マイクロプラスチック ·ストーリー~ぼくらが作る2050年~

こんにちは!軽井沢と上田市を中心に
天然木の家づくりをしているハピアデザイン
坂口賢一です。

マイクロプラスチックを空気と一緒に飲み込み、
食べていることが、
良いことだという認識の方はいないとは思うのですが、

健康被害については、
まだ未知数。

では未知数だから、何もしなくていいのか?


その疑問に向き合ったアメリカの小学生のドキュメンタリー映画が、
マイクロプラスチック ·ストーリー。

~ぼくらが作る2050年~の
小学生が自分たちの未来に、
真摯に向き合った記録映画です。

マイクロプラスチック ·ストーリー

プラスチックについて、おさらい。

プラスチックは丈夫で長持ち、
これで森林を伐採しなくていいと、

開発者は高く評価されました。

森林伐採は、
今でも問題になっていますから、

プラスチックが開発されていなかったら、
どれほど破壊されていたのか考えると、
恐ろしくなります。

丈夫で長持ち、
安く大量生産ができるプラスチックは、

瞬く間に世界中広まっていきました。

大量消費を支えたのは、
プラスチックと言っても、
過言ではないかもしれません。

高ければ使い捨ては難しかったけれど、

プラスチックは安い。
ほんの40年ほど前は、
買い物かごを持参していたのに、

いつの間にか、
ビニールの袋に無料で入れてくれるようになり、ビニール袋

買い物にカゴを持参する人は、
皆無となりました。
そしてレジ袋が有料化となり、

買い物カゴの変わりに、
エコバッグというプラスチックを
私たちは持ち歩くようになりました。
買い物カゴはサイズが変わりませんが、
小さく畳めるエコバッグは、

今の生活パターンにピッタリなのですよね。

そうプラスチックは
変幻自在に形を変え、色を変えることができるんです。

  • 包装容器(チューブ類、菓子袋、カップ麺やシャンプーボトル)
  • お弁当箱や物干しハンガー
  • シリコン製の調理器具やスポンジ類
  • 硬いオモチャや、柔らかい音が鳴るような柔らかいオモチャ
  • ホースやポリバケツや、トイレブラシ
  • エアコンやフリースなどの衣類

プラスチックあらゆる製品がプラスチックなのです。

丈夫だけど劣化するプラスチック

例えばフリース。

破れて着れないということはないけれど、
生地が薄くなったりしますよね。

例えば、丸椅子や植木鉢。

座る部分が破れてきますし、
植木鉢も、変色したり弱くなりポロっと割れることもあります。

丈夫だけど劣化する。

劣化して小さく砕いても、
プラスチックだから分解することなく、
ずっと彷徨うことになる。

これがマイクロプラスチックと呼ばれている正体です。

 

建築にもプラスチックは大量に使われています

プラスチックは
建築でも多種大量に使われています。

  • ビニールクロス
  • ポリカーボネート
  • ソフト巾木
  • クッションフロア
  • 畳の芯に使われている発砲スチロール

養生シートなど
目に触れない建築資材にも多数使われています。

日本の建築はスクラップ&ビルドが当たり前の中で、
大量のプラスチックが使われているのだから、
住宅がマイクロプラスチック製造マシーンと
言えるかもしれません。

 

プラスチックを作らない、使わないことは難しい。

私たちの日常に、
深く広く入り込んでいるプラスチック。

リサイクルや再利用を頑張るよりも、
製造しない、使わないことが、
自分たちの未来には重要だと、
アメリカの小学生たちは気付きます。

でも、それが簡単でないことも理解します。

自分たちが着ているフリースをやめて、
綿製品にしたとしても、
麺栽培をする時に大量の水を消費することや、
別の問題があることにも知り、

マイクロプラスチック問題が、
根深い問題であることに、

小学生たちが愕然とするのです。

2050年、いくつになっていますか?

日本の小学6年生は12歳なので、
2050年には40歳。

働き盛り、
子育て真っ盛り、
まさに社会の中心となる彼ら。

2050年に海の中がプラスチックだらけになり、
海水浴が禁止されているかもしれない。

魚介類を食べることができず、
当たり前のように、
空気を吸うことができなくなっている、かもしれない。

自分たちの未来は、
自分たちが作らねば!

小学生が立ち上がろうとしている今、

私たち大人は、
彼らの熱意を潰すことなく、

これ以上、
彼らの未来に暗雲が広がらないよう、
できることをしていく。

それが先に死んでいく者の、
務めでもあると思うのです。

建築からプラスチックを減らすことは難しくありません

塗り壁や、無垢フローリングは、
ビニールクロスやクッションフロアと比較すれば高くなりますが、

毎日購入する日用品とは違います。

一度購入すれば、
20年、30年と使うことができます。
プラスチックが丈夫とはいえ、

経年劣化で使用に耐えられなくなることを考えれば、
耐久性があるとは言い難い。

子供たちの未来のために、
プラスチックで家をつくることを、
今すぐ、やめませんか?

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随時受け付けています。

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